『離れるな』

「そーだね。でも、講義が終わったら連絡するからね」


あたりめーだ。って冬麻は頭を撫でてくれた。









『他の男に見とれんなよ?
あと、來夜になんかあったら頼れ。』



ほんとはあいつにも頼みたくねーけどな。と
冬麻は、頭を掻きながら言う。



ヤキモチ...妬いてくれてる?


少し嬉しくなっちゃってる自分。