もちろん、寂しかったけど。
これも自分のため。


それに、ちょくちょく冬麻が遊びに来てくれる。

それが何よりも嬉しいし楽しい。



『何ボーッもしてんの?行こうぜ』


冬麻は今日も太陽のような笑顔であたしを照らしてくれます。




ーーー



「うーっわ。広いね...」

『これからここで勉強すんのか。』


冬麻は、遠くを見据えるように校舎を見つめた。