《最後...姫那だよ♪》



「あたしは...途中からここに来て。
姫なんて守ってもらえるような柄じゃないのに。

それでも、桜龍のみんなは必死で守ってくれた。

途中、みんなのこと裏切ったのに...
今もこうして一緒にいてくれること。
すごく感謝してます。

あの時あたし、どうしたら良いかなんてわからなくて。


みんなのそばを離れること。
これが、ずっと恩返しだと思ってた。

でも、恩返しだと思ってやったことが
逆にみんなを傷つけてた。

みんなの思いを考えてるつもりだった。

でも、違ったよね。
きっと、自分を守ってただけ。

みんなを傷つけて。
情けなさすぎるって、無力すぎるって。

毎日ずっとそう思ってた。

みんなのことばっかだったんだよ?毎日、毎日。


頭からみんなのこと離れたことなんて一度もなかったよ。


それほど、大好きなメンバーだよ。
今までもこれからも...

ありがとう」







これがあたしの全てだ。