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《迷惑かけて悪かった》

と、凌と真彩が頭を下げて謝る。


《それと...姫那。ありがとな》

《ありがとう》

と、二人してあたしにお礼を言う。


「あたしは別になにも...」


ううん。と真彩は抱きついてきた。



凌も、感謝してる。と微笑んだ。



《にしても、すげーよな。姫那。
凌と真彩を仲直りさせるなんてさ。

しかも姫那の言葉、説得力ありすぎー》


と、來夜が言う。