レストランへと足を進めた。

そしてそこにはもう、桜龍のメンバーが集まってた。


《おせーんだけど》

せこし怒り気味な來夜。



「ご、ごめんね!」

と、焦るあたしとは裏腹に。


冬麻は冷静に言う。

『姫那が可愛くて襲ってたわ』

と、平気な顔をして言った。



《...ほんとに!?》

「襲われてはないよ。抱きしめられはしたけど...」


きゃー!と周りの迷惑も考えず叫ぶ真彩。