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あたしは今...桜龍の倉庫にいます。



《《《ちわーっす!》》》

下っ端の子たちが声を揃えて挨拶をする。

この声たちさえ久しぶりだなぁと感じる。



《姫那さん。お久しぶりです》

そう声をかけてくれたのは
1年前、桜龍を裏切った日に話を聞いてくれた陽斗だった。