本当の私〜She has two-faces〜

「お兄ちゃん!荷物は?」


《このままここを離れるわけじゃない。
ご褒美をやったらまたここに戻ってくるから》


そう言ってまた歩き始める。



ーーー


家を出て歩き始めてもうすぐ10分。


「ねぇ、お兄ちゃん。どこ行くのー?」

《もうすぐだ。》


さっきから、もうすぐだ。しか言わない。


ーーー


そんな会話をしてから5分後。

ある場所についた。



《ここで少し待ってろ。
ご褒美を用意してくる》


そう言って何処かへ行ってしまった。