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《失礼します!
ここに龍輝の総長、並木響飛が来てます!》


ー通してくれ


俺は下っ端にそう言って、響飛さんが来るのを待つ。




ーガチャ




《お前ら...何してんだよ...!》


...は?


《姫那のこと...信じれねぇーのか?
アイツはな...桜龍を守るためにここを出た。》



...っ!何だよ、それ!

どうして俺らを助けた...?



その後、響飛さんから全てを聞いた。
1年後、戦いがあることも。




姫那。
待ってろ、1年後。

必ず助けてやる。