《じゃあ...午後1時から。よろしくね...》


うん。そう返すのが精一杯だ。


もう、どうしたら良いかなんてあたしにはわからない。

どう動けばいいのかも全くわからない。



今あたしは...誰のためにここで生きているのだろう。





ー桜龍を潰すため?

ちがう。


ー組長の言いなりになるため?

ちがう。


ー桜龍のみんなと...いたいから?

そうだ。




みんなのもとに帰りたい。

でも、あたしが近くにいればいるほど。
みんなが危険になってしまう。


それだけは耐えられない。