本当の私〜She has two-faces〜

歩いていると。

あたし達ふたりの前に大きな黒い影ができる。



《ねぇ、かーのじょ♪
遊ぼーよ、俺たちと》


...これって。
さっき冬麻といた時と同じ。


《彼が待ってるの》


と、真彩はビクビクしながらも答える。


《いないじゃん。
嘘言わないでおいでよ?》


...しつこい男は嫌いなの。


「真彩。先戻ってて?
すぐ帰るから」


でも...と心配そうにあたしを見つめる。


「大丈夫!すぐ戻るよ!」


そういい、あたしは男たちに捕まる。


...ごめんね?真彩。
真彩を守る方法...これしか考えられなかった。