ガチャ はぁー風が気持ちい...

なんでこんな日にこんな気持ちに...。


『あのね、私の血に怪我とか治す力があるらしーの。私の家系、何人かに1人はそんな子が生まれる。それが私だった。昔はそんな力を魔女とか言われてたらしい。だから、そのことを内緒にするってことになったらしい。でも...朝、みんなのまえでその力、みせちゃったんだぁ...』


綾は何も言わず、俯いていた。


『不気味って、おもうでしょ。人の命を助けたのに…あんな目はされたくないな。』


綾...何も言わない。

はぁ...やっぱそーかー。


『そーだったの...。ごめん。不気味って思った私、最低だね。でも、いまはそんなこと思わない。いいじゃん。いい力じゃん!』


不気味っておもってたんだ(笑)

でも、私の事わかってくれるひとが...

あやがいて本当によかった。


『もし、その事でいろいろ言われたら智惠の剣道でぼこぼこにしたれっ!』

『うん!やったるでぇ!(笑)』