『は?傷口が...治っていく...』


...っ...。


『え、えっと、あれ?わたし?』


あ...よかった目覚ましたみたい...。

そんな様子をみる遼子さんの友達。

...もちろん。変な目で。


『は?あんた...どうやったの?』

『ごめんなさい!』


私は、めんどうになるまえに逃げ、

綾のところにもどった。


『ごめん、おまたせ』

『おかえり。ちえ...話聞かして?』

『うん...屋上いこう。』


その間、いろいろな声が聞こえた。


―見た?!朝の!やばかったよね!

―ちょー不気味。

―人間...じゃなくね?


人助けなんじゃん!

人間だし...そんな変な目でみないでよ...