うーん。どうするか...。
何かした、見たってわけじゃないし
屯所で...預かっとくか...?
「あの...私どうなるんですか。」
「あ...あぁ。どうする?近藤さん。」
「とりあいず、あしたみんなで話そう。
えーと...」
「智惠です。」
「智惠くん.今日はここに泊まりなさい。」
しぶしぶ、はい。って答えた。
女だからな...新八、左之、平助は喜ぶ
だろうな。それなら隊務に支障がでるし。
男装させるか?
それは...あいつに悪いしな。
「私、どこにいればいいんですか?」
「あぁ。そこのへやにいろ」
「え。」
そんな露骨に嫌な顔するこたぁねぇだろ。
「...安心しろ。俺は違うところにいる。
それと、もう少したったら広間にこい。
あ、あと、それに着替えとけ。」
(ありがと...。)
聞こえないぐらい小さな声であいつは
照れながら言った。なんだ?この動悸...
ハハッ なんだよこの気持ち...。