「あ、弁当!」 手をパチンと鳴らして答えたものは、まさかのお弁当。 「…お弁当ですか?」 「おん、早崎作ってくれるのか?」 先生の目がキラキラしていて子どものように見える。 なんか…かわいい… 「わ、わかりません!!」 何でだろ…かわいいって言いたいのにいつもみたいに話せない… 「ま、楽しみにしときます」 そう言って先生は背を向けて行ってしまった。 その背中を見ながら私は全身の力が抜けたように床にしゃがみこんだ。