「で、何の用?」




「あのね!

お菓子の家に行こうよ!」




「は?

馬鹿か!?」




「何でぇ!?」



「あるわけ無いじゃん…」




「あるんだよ!


ほら、あそこ!」




そう言ってミキが指差したのは―――