名前のなき想い


そう今日は検診の日。

待合室で待っている間は麻恋と
大きくなったかな?
男の子と女の子どっちがいい?
そんな話をしていた。

「西山さーん。
西山姫優さーん。」

名前が呼ばれ診察室に向かい先生の待つ扉を開けると…

笑顔で出迎えてくれる先生。

「こんにちは。
体調はどう?」

「こんにちは。
体調の方はなにも変わりはありません。」

荷物を置きながら応えると

先生もカルテを見ながら話し出す

「えっと今日で4ヶ月だね。
じゃあ、そこのベットに寝ころがってくれる?」

先生に言われた通りベットに寝ころがる。

「じゃあ、ちょっとお腹出してくれる?
今から赤ちゃん診るからねー
そこのモニターに写るから!!!」

そう言われモニターを見ているとまだ小さい赤ちゃんが写っていた…

「これが赤ちゃんだよー
順調そうだね。
はい。OK だよ。」

私はベットから起き上がり、服を整え椅子に腰をかける。