名前のなき想い



海翔に起こされ、目をあけると…
とても綺麗な海が広がっていた。

私達は車から降り、海を眺める。

「きれーい。」

「だろ?
姫優をここに連れて来たかったんだ。」

「ありがとう。」

私は海翔に笑顔を向ける。

すると海翔はいきなり立ち上がり、

「ちょっと待ってて。」

海翔は車に戻り、何かを持ってこちらにやって来る。

「この間渡したいものがあるっていっただろ?
これ開けてみて。」

私は海翔から小さな袋を受けとり、 
言われるがままにその小さな袋を開ける。

そこには小さな箱が入っていて

箱を開けるとピアスが入っていた…

「えっ?これって…」

私は海翔にたずねると、
海翔は照れた様子で頭を掻きながら

「もうすぐ誕生日だろ?
俺、3年も姫優と付き合ってるのに好みとかわかんなくてさ、
恥ずかしいけど大学の友達に一緒に選んでもらったんだけど…気に入らなかった?」

私は海翔の話を聞いてはっとした…