「…っゆ!……姫優!」

「あっ!!!ごめん…私寝てた。」

「大丈夫?」

「大丈夫だよ。」

私はそう言うと、テーブルの上には
麻恋が作ったおにぎりが…

「うわー麻恋すごい!美味しそう!」

「でしょ?
さぁー行こうか。
もうすぐはじまるよ。」 

私たちはお弁当を持ち、試合が行われる場所に向かう。

もう試合ははじまっていて、
うちの学校は1-0で負けていた…

試合は後半戦になり、
龍星が一点を返し同点に…

後半戦も残りわずかになったころで
相手チームがミスをしPKに…

これを決めれば私たちの高校の勝ちが決まる大事な所でPKを打つのは龍星。