名前のなき想い



今日家を出ると玄関の前に龍星がいた。 

私は今龍星と登校しているのだが龍星は一言も喋らない…

昨日あんなことがあってからなので
私も何を話していいのかわからず…

結局私たちは一言も喋らないまま学校に到着し、教室に向かう。

「姫優ーおはよ。」

麻恋が私に駆けよってくる、
すると隣にいる龍星に視線を向け

「ってあれ?今日は二人で登校ですか?」

麻恋は龍星にそう聞くと

「そうだけど。」

龍星はそれだけ言うと
自分の席に腰をおろし机に伏せてしまった。

そんな龍星の行動に麻恋は

「ねぇー昨日なんかあったの?」

私の耳元で囁く。

「なんなもないよ?」

私は昨日の事を思いだす。

私って龍星に抱きしめられてたんだよね?

そんなことを考えていると…

顔が熱くなるのを感じ、

「ってか麻恋昨日の用事ってなんだったの?」
 
私は麻恋に昨日の事を質問する。

すると麻恋少しあたふたし

「あーうん、ちょっとね。」

だけいい自分の席に戻っていった。