名前のなき想い



龍星は私が泣き止むまでずっと抱き締めてくれていた。

「龍星…ありがとう。もう大丈夫。」 

私がそう言うと龍星は私から離れ
私の髪の毛をくしゃくしゃにし

「よし。帰るか。」

そう言うと、龍星は先に歩きだす。

きっと龍星は私の顔を見ないように
先に行ったのだろう…

そんな龍星の優しさに私は心が温かくなる…

今日、龍星に会ってよかった…

龍星でよかった…

龍星は私が家に入るまで見送ってくれた。 
「ただいまー。」

「おかえり。」 

お母さんがいつものようにリビングから顔を出しお出迎えしてくれる。

私は自分の部屋に着替えに行き、

リビングに降り、

お母さんの夕御飯のお手伝いをする。

お母さんは珍しいって喜んでいたけど…

だけどなんか、気持ち悪くなり…

お母さんに具合が悪いことと、
ご飯はいらないと伝え部屋に戻り
お風呂だけ入りベットに横になると眠気に襲われその日はすぐ眠りについた。


この時はただ単に、
海翔との別れが悲しいくて
精神的に参っていた時だっから、
この時はそれほど気にはしなかった…

それでも私の体には少しずつ変化は起きていた…