名前のなき想い



私は笑って応える。

私…バカだよね… 

心の中では全然そんなこと思ってないのに…

「嘘でしょ。
寂しくないなんて…
悲しくないなんて…」
   
私は龍星の言葉に驚き、龍星の顔を見る。

まるで私の心を見透かしているかのようなその言葉に…

「姫優は偉いよ。
辛かったでしょ?
よく頑張ったね。」

龍星は私のそばに来て頭を撫でる。

その龍星の行動に龍星の言葉に。

視界が歪む。

龍星に泣いてる所を見られるのが嫌で

「私もう帰るね。」

私は龍星を置いて先に帰ろう歩きだす…

だけど龍星に手を掴まれて止められる。

私はその反動で龍星に抱きしめられる形になってしまい…

私は慌てて離れ、

「ごめん。」

私は龍星に笑顔を向け、
龍星に背を向けまた歩きだそうとする。