名前のなき想い



~翌日~

昨日1日中寝ていたおかげで熱は下がったものの、

あまり学校には行きたくないなぁーなんて思いながらも私は重い足取りで学校に向かい、

いつものように自分の席につきぼーと外を眺めていると…

「姫優ー!!!!
寂しかったよー」

麻恋が私に飛び付いてくる。

「麻恋はおはよ。
本当に朝から元気だよねー」

「姫優が休むなんて珍しいからすごく心配したんだからー」

「はいはい。もうわかったら離れて!」

「あーごめん。ごめん。」

麻恋は私から離れると…

「あっ!!!龍星おはよー」

「おはよー。」
 

それぞれがチャイムと同時に席につき
先生がやって来ていつもの様に授業が始まる…

だけど私は、
あの日の出来事が頭から離れなくて…

授業なんて全然耳に入ってこなかった…