名前のなき想い



最後のメールは海翔からだった。

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Dear  姫優

  姫優から誘ってくるなんて
  めずらしいね。嬉しいわ。
  今週の金曜日はどう?
  いつものカフェで4時に。
            
           From 海翔
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海翔に軽く返事を返し
私はまたベットに寝転がる。

海翔とのいろいろな事を考えていたら…

いつの間にか寝ていて…
起きたら外は少し暗くなり始めていた。

しばらく、ぼーっとしているとリビングから物音がするので…

お母さんが帰ってきたのかと思い
私は階段をおり、
リビングのドアを開ける。