名前のなき想い


お店に着くと私は荷物をおいて、
先にアイスを選びに行く。

どれにしようかなぁーと悩んでいると…

「早く選んで、僕が買ってあげる。」

龍星はそう言うと、ポケットから財布を出す。

「え?いいの?
じゃあ、これとこれで」

私は店員さんに伝える。

「じゃあ、私はこれとこれがいいなぁー」

麻恋が私の隣で龍星に伝えると…

「自分で買って下さい。」

龍星は自分のアイスを店員に伝え
二人ぶんのアイスの代金を払い、 
龍星は先に席に戻って行く。
 
「はぁ?
姫優だけずるーい。」

麻恋はため息をつき、
店員さんに注文をしお会計を済ませる。

「あいつって本当に姫優にだけ優しいよね!」

「そうかなぁ?」

「まぁーあんたにはわかんないか…」

麻恋が呆れたようにそう言うと…