紅に向かって吐き捨てた言葉。 あまりにも本音をぶつけすぎたか…? でも、心配の必要はなかった。 「私は、結婚したいわ、裕介と。だって、好きだもの…ずっと前から…」 そして、突然の告白。 紅は俺のことを抱きしめてきた。 勘弁してくれ。 俺はすぐに引き離した。 「お前みたいなやつなら、いくらでもいい奴いんだろ。てか、勝手に男どもが寄ってくるだろ」