「陽菜ちゃん 」 きみはだれ? なんで悲しそうな顔をするの? 「…っ。僕ね陽菜ちゃんの事好きだよ。」 「陽菜も、…君のこと好きだよ。 いつも遊んでくれてありがとう。 また、遊びにくるからね?」 今思えば本気の告白だったのだろう。 でも、思い出そうとすればするほど 君の顔に靄がかかっていく。 顔はわからない君だけど なぜか会わなければいけない気がする