「もう…こんな時間だ…早く男の子に会いたいなぁ…」 すると、向こうからひとりの人間が近づいて来た。 大きな網と、人ひとり入ってしまいそうな大きなかごを持っている。 かごの中には、すでに数匹の猫が… そう。男は、保健所の人間だった。 増え過ぎた猫を捕まえ、駆除して行く―… 猫達にとっては、迷惑極まりないことだった。