君、想い。

「ちょっとだけ、、、」


「ならいいけど、、、」


真剣な顔して消毒する水橋鈴の顔をなぜかみてしまう。


この人、いっつも目つき悪いうえに、ちゃらいから気づかないけど、


顔は結構、かっこいいかも。


「ほい、おわり!」


そう言って、傷にばんそうこをはりおわった水橋鈴は使った消毒液とかを直しに行った。


なんか、疲れたかも、そう思いベッドにぼふっっと倒れ込んだ。


どうせ1限目始まっちゃってるし、このまま1限目だけ、ここで寝て過ごそうかなー。


そう思いながら瞼を閉じる。


しばらくたつと、ベッドがギシッとなって誰かが乗ったことがわかる、


しかも少しだけ、かげった気がした。


てか誰かがって、だれかはわかってんだけどね。


「どうしたの?」


目を開ければそこには私の体をまたぐようにして、私の頭を挟み込むように両手をついて、顔をのぞき込んでくる水橋鈴がいて、


「もしかして、私にエロいことしようとしてる?」


「うん、あまりにも無防備だから、しようと思ってる」


こころなしか、目の前の水橋鈴が寂しそうな顔をしてるように見える。


「なあ、杏珠、俺の事、名前で呼ばねえの?」


「呼んでなかったっけ、」


「うん、一回も、呼ばれてない。」


「じゃあ、今度からは、鈴て呼ぶ」


「うん、そうして」