君、想い。

「あ、んたねえー!!!!誰のせいで怪我したと思ってんのよ!」


ホント最低!


「わりいわりいwwけど、その年で、ひざすりむくってwwなかなかねえぞ!」


くるしそうにひーひーいいながら爆笑するバカ。


こいつ、殴り倒していいだろうか?


そう思ってこぶしを握りかけたとき、


キーンコーンカーンコーン


「うお!?ちゃいむなってんじゃねえか!!いくぞ!杏珠!」


チャイムを聞いて慌てて走り出すバカ。


「え?あ!ちょっと、まって!」


はしろうとするもののなんだかケガした方の足に違和感あって全力で走れない。


「たくっ、しかたねえな!」


そんな私をみて走って戻ってきたあいつは無理やり私をおぶって坂を走り始めた。


「お、おろせばか!!」


「うっせー!けが人はだまっておぶられてろ!!!」


そういいながら全力で走る水橋鈴。


しかもそのスピードがはやい。


運動能力たかすぎっていうのかな?こういうの?


いや、体力バカっていうの?


疲れる顔どころか、ちょっと楽しそうにしてるし


「ほんと、ただのバカなんだから、、、」


「んー?なんかいったかー?」


「なんもなーい!」


あとから重かったとか言ったらほんとになぐりたおすんだから。