君、想い。

「うぅ。それならいいけどーっ」


少し涙目の咲の頭をゴメンゴメンと言いながら少し撫でると


咲は嬉しそうにえへへと笑った。


可愛い///


「あ、あれ水橋君だ」


咲が桜並木の坂を少しのぼりはじめたところで


そんな事をいうもんだから、反射的に咲の見てる方向を


見てしまうわけで、その方向はなぜか桜の木の上で


そこに水橋鈴がいて、、、


って!


「あんたなにしてんのおおおおお!?」


私は桜の木にのぼって何かをしている水橋鈴の方にむかってダッシュした。


だって、落ちそうであぶなかったから。


「お、おお!おはよう!杏珠!」


あ、呼び方普通になってる。


って、そうじゃなくて!


「なにしてんの!?」


「いや、猫がいて、おりられないみたいでさー」


そういいながら猫が乗っているであろう枝をゆさゆさとゆする水橋鈴。


猫は枝にしがみついてはなれようとしない。


「て、てかゆすったら猫おちちゃうって!危ないよ!」


「だーいじょうぶだって、それに杏珠がいるから猫、受け止めてくれるだろ?」


「そ、そりゃそうだけど!」


「杏珠ちゃーん走るのはやすぎるよって、猫さん?!」


やっとおいついた咲が驚く。