【翔side 】
~理学療法士になった理由~
俺は岡田 翔。理学療法士。
ちっさい頃から続けてきたバスケと関わりたくてこの病院に勤めている。
ー学生の頃。
そう、大好きだったバスケでバカみたいにプロを目指していたころ。
あの頃の僕はただ仲間とバスケをすることが楽しくて楽しくて、体育館にも、ストリートにも学校をサボるくらい、とにかく入り浸っていた。
まわりの大人もそんな僕らを呆れたように思いながらも笑って観ていてくれていた。
ーほんとうにいつものようにバスケを始めたその日。
むしろいつもより調子が良かった。
止めたくない、このまま時が止まればいいのに。
そう思うほど楽しくて仕方の無かったあの日。
僕の根拠もないような、大きな夢が絶たれたんだ…。
~理学療法士になった理由~
俺は岡田 翔。理学療法士。
ちっさい頃から続けてきたバスケと関わりたくてこの病院に勤めている。
ー学生の頃。
そう、大好きだったバスケでバカみたいにプロを目指していたころ。
あの頃の僕はただ仲間とバスケをすることが楽しくて楽しくて、体育館にも、ストリートにも学校をサボるくらい、とにかく入り浸っていた。
まわりの大人もそんな僕らを呆れたように思いながらも笑って観ていてくれていた。
ーほんとうにいつものようにバスケを始めたその日。
むしろいつもより調子が良かった。
止めたくない、このまま時が止まればいいのに。
そう思うほど楽しくて仕方の無かったあの日。
僕の根拠もないような、大きな夢が絶たれたんだ…。