流樹side



俺たちが目を覚ましたのは、抗争からだいぶん経ってからだった。


薫「流樹…こんなのがあった。」


なんだ?


薫が持っていたのは小さなメモだった。



『世界No.1、おめでとう。
黒猫』


黒猫…


俺たち、礼すら言ってないのに…