私と君の音が重なったとき


「死」この言葉を軽くいうやつもいるが、私には軽く扱えない


幼馴染が死ぬ…?そんなこと、考えたくもない




「…楓雅君は、愛さんのこと…好きだったの?」


「……俺は、その時ノエルさんが好きで…。愛は幼馴染としてしか見てなかった」




「…っ!!」

「最低だろ…?幼馴染の告白に返事もしてやれなかったなんて…」


「ノエルが…好きだったの?」


「うん」




「バンドを始めたのは、ノエルさんがきっかけなんだ」

「そうなんだ…」

「愛には、本当に悪いことをしたっ!…あれからもう2年も経つけど、いまだに愛をいじめた女を許せないんだっ!!!」



「女を皆一緒にすんな」


「!」



「私はいじめが嫌い。私だってその女が憎い」

「…」



「けれど、女全員がその女みたいだとは思わないで欲しい」


「…。鈴唯は違うと思う」



「!ありがとう」



「い、いや…」

照れたのか、そっぽを向く楓雅君

可愛い…っ!!!!


「…聞いてくれて、ありがとな」

「クスッ…どういたしまして」