私と君の音が重なったとき


「…バンドやめたってことなんだから、是非とも俺たちのところに入ってほしいな」



「…あぁ」




奏太君…?入ってほしいって…奏太君たちのバンドに、ボーカルとギターはいないってこと?




…深く聞かないことにしよう。





「鈴唯ちゃん」


「え?」



「話、あるんでしょ?屋上でも行こうか」



「そうだね」




「…ってことで、いってきまーす!」



っ!?楓雅君が私の腕を掴んで走り出す


い…痛いっ!








ガチャッ


扉を抜けると、一面青。綺麗な空だなぁ…



パシッ


「…!?」


楓雅君が私の手を叩いた



「はぁ…まじでお前なんなの?うざい。邪魔だって自覚はないの?消えてくんない?」

「!!」


口調が変わった