外に出ると

クーラーがきいた部屋との温度の違いに苛々さえ覚えた。


「今日は猛暑だなぁ」

思ってる事がつい口にでる。


道路には花火大会に行く人達があちこちにいた。


5分ほど歩くと徹平と約束した公園が見えてきた。



もう皆来ていると思った公園には

一人の女の子が淡いピンクの浴衣を着て立っていた。


「徹平達はまだか…」

多分亮平の彼女であろう人。


初対面だし行くのは気まずいかなぁ。


と思っていたら目があった。