「うん、今窓から一人こっち見てたから。」

そう言ってニヤリと徹平は笑った。


「だから言ったのに!最悪!」


ニヤリと笑う徹平をあたしは鋭い目付きで睨んだ。


「ごめんごめん~。残った弁当俺のカバン中入れといて!」


『帰ってから食うから!』

と付け足して徹平は保健室から出ていった。

時々徹平にはあたしのペースを崩される時がある。


今まで付き合ってきた人の中じゃそんな人いなかったから

それが楽しかったりもした。