「…ん…」


あれ?


ああ、そっか


昨日利麻のおばあちゃんの家に泊まったんだ。


布団の中には昨日感じていた温もりはもう残っていなかった。


隣に寝ていたはずの利麻が居ない。




キィ


「あ、桜子ちゃん起きた?」


先に起きていたらしい利麻が部屋の扉を開けた。



「うん、おはよ。」


利麻の姿を見てほっとするあたしがいる。


自然と顔から笑みがこぼれた。