「ここね、あたしが産まれた場所なんだ。」 「え?そうなの?」 あたしの驚いた顔に『田舎でしょ?』と言って利麻は笑った。 「あたしと亮平、兄妹って言ってもお母さんは違うの。亮平のお父さんとあたしのお母さんがかけうちして此処であたしを産んだんだって。」 「そう、なんだ。」 話してる時の 無理に作っている 利麻の笑顔を見るのが辛くて あたしは目を剃らした。