ピピピッ


朝の7時にセットしてあった目覚まし時計がなる。


もう7時…


昨日、走って帰ってきてそのままあたしは布団に潜りこんだ。


寝れるわけもないし


何をするわけでもなく

ただただ天井を見つめていた。


それでも朝はやってくる。


あたしはベッドから立ち上がり、グッと背伸びをする。


「学校…行かなくちゃ。」


バイト中散々学校を休んだあたしは休む事ができない。


重たい身体を叩いて準備をした。