「…ああ、ちょっとな。」


徹平が亮平に答える。

「ふ~ん。」


亮平の顔は眉間にシワをよせていた。




「ごめんっ!」


重たい空気が流れていると


利麻が送れて公園に入ってきた。


コテで綺麗に巻いてある髪のせいか、

利麻が一層可愛く見えた。




それから


4人で秋祭りの会場に着いて何台も並べてある机に腰掛けた。