「花火大会の日みたいに、また4人で行かない?」


4人…


あたしと利麻と亮平と

徹平


「ん~あたしは、やめとくかな。」


あたしは苦笑いで答えた。


徹平と顔を会わせるのは気まずい。


それに


別れたあたし達は恋人でも友達でもない。


一緒に行く理由がない。


「…桜子ちゃん、一生のお願い。どうしても秋祭りに行かなくちゃいけないの。」


利麻があまりにも真剣にそう言うからあたしは驚いた。


「え?」


「わがままかもしれないけど、桜子ちゃんにどうしても来てほしいの!」


利麻の透き通ったような真剣な瞳に、あたしはつい

「わかった。」

と答えてしまった。