「朝だぞ~!!!起きろ!!!」



シャーッとカーテンが開けられ



暗かった部屋には光が差し込んだ。



「おーいっ優!!!起きろ」



んっ…うるさいなぁ…



そう思いながら



目を開けた。



「わっ!!!」



先生の顔が目の前にあったから



びっくりして声を上げた。



「ハハハハハハッ。飯、食べろよ」



キッチンからは美味しそうな匂いが



していて、お腹が減っていたから



すぐに食べた。



…美味しい。



「うめぇだろ?」



先生はあたしの前に座り



頬ずえをつきながらあたしを見ている。



「美味しい…。」



あたしがそう言うと、



満足した顔でニッコリと微笑んだ。