SEEKLETLOVE

「飯作ろうか」



時刻は6時半。



1時間くらい話してたんだ…



時間に気が付かないくらい



夢中になっていたなんて



思ってもみなかった。



「お前…料理作れる???」



…舐めてんの?



「うん。作れるよ」



あたしが言うと先生は



「おぉー。楽しみだな♪それじゃ、楽しみにしとこーっと」



立ち上がったのにまた座った。



あたしに作れって?



「分かったよ。毒、入れるから」



ここまで人を馬鹿にしたお返しだ



「はっ?!ど…毒なんて…止めろ!!!!!!」



…ほんとに先生なの?!



「アンタ、馬鹿?入れるわけ、ないじゃん」



ふっと笑うと先生は



「お前ならやりかねないからな」



青白くしながら言った。



…いいもん。



絶対美味しいって言わせてやる!!!



そう意気込み作り始めた。