『おい、無視すんなって』


あたしは人間不信だった。


だけどその人間不信を直してくれたのは



先生でした。



『心配したんだぞ』



そう言って頭を撫でてくれる手が



最初はウザかっただけなのに─



今は大きな手の温もりさえも



好きになった。



先生に出会えてよかった。



ありがとう。先生。