それからメールのやりとりが

よる遅くまで続くことがあった


写真付きで大福の姿もちょくちょく
見せてくれた。



「おはよー龍太」


「はよ。」


相変わらずそっけない龍太


少しがんばって下の名前で呼んでみたのにかるくスルーされてっし


「久しぶりに大福みたいー」


冗談で言ったつもりなのに


「見たい?なら今日家来る?」


「ぇ?いいの?」

「別にいいけど」


まじか!なんちょー嬉しい!


「やった!ありがと!」

ルンルンで席に着くと


「ちょっと裕」

空に可愛い顔がもったいないくらいの
形相で腕を掴まれた。


「え、なに?」


「あんた、いつの間に牧瀬と仲良くなったわけ?」


「え、いやそれはー色々ありましてー」

「あいつあんまりいい噂聞かないよー?
悪く言うつもりわないけどさ
もっといいやついんじゃん?紹介するよ?」

「いや、そんな悪いやつじゃ....」


空にめっちゃ圧倒されてるんですけど


「よし!なら明日の放課後!
合コンを決行します!!」


「え?勝手にそんな....
いいやつ集めといてあげるから!」


それじゃあね!
と勝手にいい立ち去って行った



勝手すぎるだろーが空さんよぉー


やだなぁ

合コンとかちょっと前も無理やり連れて行かされた時も

なや思い出しかないし....


「はぁー」


とため息をついていると


「ほら、大福見るんだろ?
早く来い」

わ、もう気づけば放課後?


「あ、うん」