「陽富ちゃんおめでとうー!!」
みんなからもらった包みを開くと、可愛いアクセなんかがいくつも入っていた。聞けばみんなで買い物に行って選んでくれたのだと言う。
一体いつの間に……私の質問にみんなは、「さぁ、いつでしょう?」とニコニコ笑うだけだった。
「……みんなありがとう!これ、早速付けるね!!」
みんなからもらったプレゼントの一つ、ピンクの玉とゴールドのわっかが付いた2連のゴージャスなネックレスを首にかける。「やっぱ似合ってる!!」と誉めてくれるみんなの言葉に思わず照れてしまう。
それ付けてデート行ってね、という誰かの言葉。私の脳細胞が一瞬、ピシッと固まった。
「……陽富ちゃん?どうかしたの?」
目の前でブンブンと手を振る恵梨乃ちゃんにハッとする。他の二人も心配そうにこっちを見つめている。私は慌てて「何でもないよ!次のデートでは絶対付けるね!!」と笑顔で返した。
この前も“ほったらかし疑惑”の相談をみんなにしたばかりだ。立て続けの相談は迷惑になってしまう。私はプレゼントのお礼をみんなに言って、そのまま帰ることにした。
途中でみんなと別れて一人になると──不安が脈を打ち始めた。
みんなからもらった包みを開くと、可愛いアクセなんかがいくつも入っていた。聞けばみんなで買い物に行って選んでくれたのだと言う。
一体いつの間に……私の質問にみんなは、「さぁ、いつでしょう?」とニコニコ笑うだけだった。
「……みんなありがとう!これ、早速付けるね!!」
みんなからもらったプレゼントの一つ、ピンクの玉とゴールドのわっかが付いた2連のゴージャスなネックレスを首にかける。「やっぱ似合ってる!!」と誉めてくれるみんなの言葉に思わず照れてしまう。
それ付けてデート行ってね、という誰かの言葉。私の脳細胞が一瞬、ピシッと固まった。
「……陽富ちゃん?どうかしたの?」
目の前でブンブンと手を振る恵梨乃ちゃんにハッとする。他の二人も心配そうにこっちを見つめている。私は慌てて「何でもないよ!次のデートでは絶対付けるね!!」と笑顔で返した。
この前も“ほったらかし疑惑”の相談をみんなにしたばかりだ。立て続けの相談は迷惑になってしまう。私はプレゼントのお礼をみんなに言って、そのまま帰ることにした。
途中でみんなと別れて一人になると──不安が脈を打ち始めた。



