「陽富ちゃん良かったね!空渡さんとはメール続いてる?」
「うん!一応毎日してるよ。」
「わ、羨ましいなぁ…」
いつもニコニコと話を聞いてくれるみんな。勿論信用している一部の人にしか話していないけど、時々不意に喋りたくなってしまう。
「でも陽富ちゃん、メールの内容あんまり見せない方が良いんじゃない?空渡さん、自分が知らないところでメールが見られてるって知ったら嫌だと思うな…」
ふと真里ちゃんがそんなことを言った。恵梨乃ちゃんと奏音ちゃんも「確かに…」と頷く。
……本当だ。考えたことなかったけど、もし私が空渡さんの立場だったら凄く嫌だ。
「断片的に話してくれるのなら良いけど、メールの本文をそのまま見せるのはやめた方が良いかもね。」
「そうだね。私達も陽富ちゃんがメール見せてくれるの、何だかんだで楽しんでたし……空渡さんに悪いことしちゃったね。」
みんなに言われて初めて気が付いた。私は空渡さんの気持ちを考えてなかったんだ。
これからはもっと、相手のことを考えるってことを学ばなくちゃ。空渡さんのメールを通して、私は大切なことを教わったんだなと思った。
「うん!一応毎日してるよ。」
「わ、羨ましいなぁ…」
いつもニコニコと話を聞いてくれるみんな。勿論信用している一部の人にしか話していないけど、時々不意に喋りたくなってしまう。
「でも陽富ちゃん、メールの内容あんまり見せない方が良いんじゃない?空渡さん、自分が知らないところでメールが見られてるって知ったら嫌だと思うな…」
ふと真里ちゃんがそんなことを言った。恵梨乃ちゃんと奏音ちゃんも「確かに…」と頷く。
……本当だ。考えたことなかったけど、もし私が空渡さんの立場だったら凄く嫌だ。
「断片的に話してくれるのなら良いけど、メールの本文をそのまま見せるのはやめた方が良いかもね。」
「そうだね。私達も陽富ちゃんがメール見せてくれるの、何だかんだで楽しんでたし……空渡さんに悪いことしちゃったね。」
みんなに言われて初めて気が付いた。私は空渡さんの気持ちを考えてなかったんだ。
これからはもっと、相手のことを考えるってことを学ばなくちゃ。空渡さんのメールを通して、私は大切なことを教わったんだなと思った。



