「……えっ、咲町二丁目のライブ?」
「そう!陽富ちゃん、良かったら一緒に行かない?一人で行くの寂しくてさ……タダだし、ねっ?」
奏音ちゃんからの突然のお誘いは、彼女が大ファンだというアーティストの野外ライブだった。今までライブというものに行ったことがなかった私は、少し興味を持った。
「私、行ってみたい!一緒に行っても良い?」
「ほんとに!?良かったー!!みんな予定合わないって言うからさぁ、陽富ちゃんにも断られたらどうしようかと思ったよ…」
「ライブって行ったことないから凄い楽しみ!誘ってくれて有難うね!!」
……そんな訳で、ライブに行くことが決まった。咲町二丁目はよく知らないけど、奏音ちゃんが話題に出すのを聞いた限りでは魅力的な人達に思えた。
後期の授業も何かと忙しかった。遊ぶ暇がなかなか見つけられなくて、気付けば10月も過ぎていた。だから私は、奏音ちゃんと行くライブを心待ちにしていたんだ。
クリスマスに一緒に過ごす恋人も居ない。忙しい毎日のご褒美として、このライブを思いっきり楽しもうと思っていた。
──ライブ当日の11月4日。この日は日曜日で、それなりに駅は混雑していた。
「そう!陽富ちゃん、良かったら一緒に行かない?一人で行くの寂しくてさ……タダだし、ねっ?」
奏音ちゃんからの突然のお誘いは、彼女が大ファンだというアーティストの野外ライブだった。今までライブというものに行ったことがなかった私は、少し興味を持った。
「私、行ってみたい!一緒に行っても良い?」
「ほんとに!?良かったー!!みんな予定合わないって言うからさぁ、陽富ちゃんにも断られたらどうしようかと思ったよ…」
「ライブって行ったことないから凄い楽しみ!誘ってくれて有難うね!!」
……そんな訳で、ライブに行くことが決まった。咲町二丁目はよく知らないけど、奏音ちゃんが話題に出すのを聞いた限りでは魅力的な人達に思えた。
後期の授業も何かと忙しかった。遊ぶ暇がなかなか見つけられなくて、気付けば10月も過ぎていた。だから私は、奏音ちゃんと行くライブを心待ちにしていたんだ。
クリスマスに一緒に過ごす恋人も居ない。忙しい毎日のご褒美として、このライブを思いっきり楽しもうと思っていた。
──ライブ当日の11月4日。この日は日曜日で、それなりに駅は混雑していた。



