着替えを終えると、ライトスポーツの授業を受ける奏音ちゃんと恵梨乃ちゃんと別れて、真里ちゃんと私はテニスコートへ向かった。
私と真里ちゃんは、高校時代テニス部だった。もしかしたら、お互いを知らなかったけど同じ大会に参加していたかも知れない。不思議な縁だな……と思った。
先生がやって来て出席を取ると、間もなく授業が始まった。
「──あっ!ごめん!!」
バシッと音がして、ネットに球が引っかかる。相手の子は「良いよ良いよ!」と言ってくれたけど、申し訳なさでいっぱいだった。
……いつもの調子が出ない。つまらないミスを何度も連発する。あまりにも情けなくなった私は、遂にその場にうずくまってしまった。
「陽富ちゃん大丈夫!?」
ペアの子が大慌てで走り寄ってきてくれた。周りの人達も何事かと騒いでいる。私は「ちょっと気分が…」と言いながら、流れてくる涙を拭った。
「佐藤さん大丈夫?みんなは授業続けててね!」
授業担当者の男の先生が、心配して来てくれた。先生は「誰かに何か言われたの?それとも先生が何か失礼なこと言ったかな?」と尋ねてくれる。私は首を横に振ることしか出来なくて、やっぱり申し訳なかった。
私と真里ちゃんは、高校時代テニス部だった。もしかしたら、お互いを知らなかったけど同じ大会に参加していたかも知れない。不思議な縁だな……と思った。
先生がやって来て出席を取ると、間もなく授業が始まった。
「──あっ!ごめん!!」
バシッと音がして、ネットに球が引っかかる。相手の子は「良いよ良いよ!」と言ってくれたけど、申し訳なさでいっぱいだった。
……いつもの調子が出ない。つまらないミスを何度も連発する。あまりにも情けなくなった私は、遂にその場にうずくまってしまった。
「陽富ちゃん大丈夫!?」
ペアの子が大慌てで走り寄ってきてくれた。周りの人達も何事かと騒いでいる。私は「ちょっと気分が…」と言いながら、流れてくる涙を拭った。
「佐藤さん大丈夫?みんなは授業続けててね!」
授業担当者の男の先生が、心配して来てくれた。先生は「誰かに何か言われたの?それとも先生が何か失礼なこと言ったかな?」と尋ねてくれる。私は首を横に振ることしか出来なくて、やっぱり申し訳なかった。



