いつの間にかそばにいた津山春に肩を叩かれた。 げっ…。 あからさまに嫌そうな顔をするあたしに構わず津山春は 「母さん、おばさん?ちょっと沙葵と散歩してくるから♪」 “グイッ…” あたしの手をとり、玄関へ向かった…。 「「いってらっしゃ~い!」」 母たちのダブルサウンド…。 助けて~~!!